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2026.08.06

健康診断で「LDLコレステロールが高い」と言われたのに、放置していませんか?

健康診断で

「LDLコレステロールが高めですね」

と言われても、

「まだ症状がないから大丈夫」
「食事に少し気を付ければいいかな」

と思っていませんか?

実は近年の研究では、LDLコレステロールは”今の数値”だけでなく、人生でどれだけ長い間高い状態が続いたかが、心筋梗塞や脳梗塞の発症に大きく影響することが分かってきました。

つまり、

「早くからLDLコレステロールを適切な値に保つこと」が、将来の病気を防ぐ最も効果的な方法なのです。


LDLコレステロールは「血管のサビ」のように少しずつ蓄積します

LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれます。

血液中で増えすぎると、血管の壁に入り込み、少しずつ動脈硬化を進行させます。

この変化は数か月ではなく、10年、20年という長い年月をかけて進みます。

その結果、

  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 脳梗塞

など命に関わる病気につながります。

症状がないまま進行するため、「サイレントキラー」と呼ばれることもあります。


「まだ若いから大丈夫」は本当でしょうか?

以前は、

「60歳くらいになったら治療を始めればいい」

という考え方もありました。

しかし最近では、

40代や50代からLDLコレステロールを適切に管理した方が、将来の心血管イベントを大きく減らせる

ことが示されています。

同じ30mg/dLや40mg/dLのLDL低下でも、

早い時期から維持した方が、生涯にわたる動脈硬化の進行を大きく抑えられるのです。


食事だけで下がる人、下がらない人

もちろん生活習慣の改善は基本です。

おすすめなのは、

  • 肉の脂身やバターなど飽和脂肪酸を控える
  • 魚を積極的に食べる
  • 野菜や海藻、きのこ類を増やす
  • 適度な運動を続ける
  • 体重を適正に保つ

ことです。

しかし、

  • 遺伝的にLDLが高い方
  • 糖尿病や高血圧がある方
  • 家族に心筋梗塞が多い方

では、生活改善だけでは十分に下がらないことも少なくありません。

そのような場合は、お薬を併用することで将来の心筋梗塞や脳梗塞を予防できる可能性があります。


「薬を飲み始めたら一生やめられない?」

外来で最も多い質問の一つです。

薬は「コレステロールを下げること」が目的ではありません。

心筋梗塞や脳梗塞を予防し、健康寿命を延ばすことが目的です。

患者さん一人ひとりで、

  • 年齢
  • LDLコレステロール値
  • 糖尿病の有無
  • 高血圧
  • 喫煙歴
  • 家族歴

などを総合的に評価して治療方針を決めます。

「数値だけ」で薬を勧めることはありません。


健康診断でこのように言われた方は、一度ご相談ください

  • LDLコレステロールが140mg/dL以上だった
  • 毎年少しずつ高くなっている
  • 食事を頑張っても改善しない
  • 家族に心筋梗塞や脳梗塞になった方がいる
  • スタチンなどの薬を飲むべきか相談したい

症状がない今だからこそ、将来の病気を予防できる可能性があります。


当院の脂質異常症診療

当院では、LDLコレステロールの数値だけでなく、

  • 動脈硬化リスク全体の評価
  • 生活習慣の改善指導
  • 必要に応じた薬物療法
  • 継続しやすい治療計画

をご提案しています。

健康診断でLDLコレステロールを指摘された方や、「薬が必要かどうか相談したい」という方も、お気軽にご相談ください。

動脈硬化は症状が出る前に予防する時代です。

将来の心筋梗塞や脳梗塞を防ぐために、今できることから始めましょう。

予約はこちらからも可能です。https://tsunekawaheart.reserve.ne.jp/sp/index.php?

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