コラム
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「いびきがうるさいと言われる」
「日中眠くて仕事に集中できない」
「朝起きても疲れが取れない」
このような症状はありませんか?
実はこれらは**睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)**のサインかもしれません。
SASは単なる睡眠の病気ではなく、高血圧や心臓病、脳卒中などにも深く関わるため、循環器内科でも非常に重要な疾患です。
SASは意外と気づかれていません
SASでは睡眠中に何度も呼吸が止まるため、体は十分に休息できません。
しかし、多くの方は眠っている間の出来事なので、自分では気付きません。
ご家族から
- 「いびきが大きい」
- 「呼吸が止まっていた」
- 「寝苦しそうだった」
と指摘されて初めて受診される方も少なくありません。
また、最近の報告では、原因がはっきりしない高血圧や、日中の強い眠気がSAS発見のきっかけになることも多いことが示されています。
「血圧の薬を飲んでもなかなか下がらない」
そんな方は、睡眠中に原因が隠れている可能性があります。
女性も決して少なくありません
「SASは太った男性の病気」
そのようなイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし最近の研究では、女性では眠気や疲労感、不眠、気分の落ち込みなどの症状が男性より強く現れることがあると報告されています。
そのため、
「更年期だから」
「年齢のせいかな」
と思われてしまい、診断が遅れるケースもあります。
女性でも、
- 朝から疲れている
- 日中眠い
- 集中力が続かない
- 血圧が高い
といった症状がある場合には、SASを疑うことが大切です。
放置すると心臓や血管への負担が大きくなります
呼吸が止まるたびに体は酸素不足となり、交感神経が刺激されます。
その結果、
- 高血圧
- 心房細動
- 狭心症・心筋梗塞
- 心不全
- 脳卒中
などのリスクが高くなることが知られています。
循環器内科では、高血圧や不整脈を診ている中でSASが見つかる患者さんも少なくありません。
検査はご自宅で行えます
「睡眠検査」と聞くと、一泊入院をイメージされる方も多いですが、多くの場合はご自宅で行える簡易検査から始められます。
結果によっては、さらに詳しい検査をご案内することもありますが、まずはご自宅で気軽に調べることが可能です。
CPAP治療を受けやすくなりました
2026年6月の診療報酬改定により、ご自宅で行う簡易睡眠検査の結果(REI)が30以上であれば、CPAP治療の対象となるようになりました。
これまではREI 40以上が目安だったため、「検査ではSASと診断されたものの、CPAP治療の対象にならなかった」という方も少なくありませんでした。
今回の改定により、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群の患者さんが、より早い段階でCPAP治療を受けられるようになっています。
「以前検査を受けたけれど治療の対象にならなかった」「いびきや眠気を我慢している」という方も、一度ご相談ください。現在の基準では治療をご案内できる可能性があります。
CPAP治療で生活が変わる方も多くいます
中等症以上のSASでは、CPAP(シーパップ)という治療を行います。
睡眠中に空気を送り、気道が塞がるのを防ぐ治療です。
CPAPを始めると、
- 朝すっきり起きられる
- 日中の眠気が改善する
- 集中力が上がる
- 血圧が改善する
- 心臓や脳の病気のリスクを減らせる
など、多くの方が生活の質の向上を実感されています。
このような方は一度ご相談ください
□ 大きないびきをかくと言われる
□ 睡眠中に呼吸が止まっていると言われた
□ 日中の眠気が強い
□ 朝起きても疲れが取れない
□ 高血圧がなかなか改善しない
□ 心房細動や心不全など心臓の病気がある
□ 肥満がある
□ 女性で疲労感や眠気、不眠が続いている
早期発見・早期治療が健康寿命を延ばします
睡眠は健康の土台です。
SASは、適切な検査と治療によって改善が期待できる病気です。
「もしかして自分も…」と思われた方は、そのままにせず、お気軽に当院へご相談ください。
当院ではご自宅でできる睡眠時無呼吸症候群の検査から、CPAP治療・継続管理まで一貫して対応しております。
予約はこちらからも可能です。https://tsunekawaheart.reserve.ne.jp/sp/index.php?
