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2026.04.26

心房細動をわかりやすくまとめてみた

「健康診断で“心房細動の疑い”と言われた」「脈がバラバラする気がする」——そんな不安を感じていませんか?

心房細動(しんぼうさいどう)は、年齢とともに増える“とても身近な不整脈”です。一方で、放置すると脳梗塞など重大な病気につながる可能性もあるため、正しく理解しておくことが大切です。

この記事では、心房細動について「できるだけわかりやすく」解説します。


心房細動とは?

心臓は本来、規則正しいリズムで拍動しています。しかし心房細動では、心房(心臓の上の部屋)が細かく震えるように動き、電気信号が乱れることで、脈が「バラバラ」になります。

その結果、

  • 脈が不規則になる
  • 心拍数が速くなることがある
  • 血液の流れがよどみやすくなる

といった変化が起こります。


よくある症状

実は、心房細動は無症状のことも多いのが特徴です。

症状がある場合は、

  • 動悸(ドキドキする)
  • 脈が飛ぶ感じ・バラバラする感じ
  • 息切れ
  • 疲れやすい
  • めまい

などがみられます。

「なんとなく調子が悪い」程度のことも多く、見逃されがちです。


なぜ問題なのか?(脳梗塞との関係)

心房細動で最も重要なのは、脳梗塞のリスクが高くなることです。

心房の中で血液がよどむと、血のかたまり(血栓)ができやすくなります。これが脳の血管に飛ぶと、脳梗塞を引き起こします。

特に心房細動による脳梗塞は、

  • 重症になりやすい
  • 後遺症が残りやすい

という特徴があります。


原因・なりやすい人

以下のような方は心房細動になりやすいとされています。

  • 加齢(特に60歳以上)
  • 高血圧
  • 心不全・心筋梗塞などの心臓病
  • 糖尿病
  • 肥満
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 過度の飲酒

生活習慣との関係も深く、「誰にでも起こりうる病気」です。


検査について

心房細動は主に以下で診断します。

  • 心電図
  • ホルター心電図(24時間)
  • 心エコー

発作的に起こるタイプ(発作性心房細動)の場合、通常の心電図では見つからないこともあります。


治療の考え方

心房細動の治療は大きく3つの柱があります。

① 脳梗塞を予防する(最も重要)

血栓をできにくくするために、**抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)**を使用します。

患者さんの年齢や持病に応じて、必要性を評価します。


② 脈を整える・速さをコントロールする

  • 脈を整える治療(リズムコントロール)
  • 脈の速さを抑える治療(レートコントロール)

患者さんの状態に応じて選択します。


③ カテーテルアブレーション

薬でコントロールが難しい場合や、根本的な改善を目指す場合に行います。

心房細動の原因となる異常な電気信号の発生源を焼灼する治療です。


放置しても大丈夫?

「症状がないから様子見でいいですか?」とよく聞かれますが、

👉 無症状でも脳梗塞のリスクはあります。

そのため、自己判断で放置せず、適切な評価が重要です。


こんな方はご相談ください

  • 健診で「不整脈」を指摘された
  • 脈がバラバラすることがある
  • 動悸や息切れが気になる
  • 家族に心房細動の方がいる

早期発見・早期治療が将来のリスクを下げます。


まとめ

心房細動は、

  • 年齢とともに増える身近な不整脈
  • 無症状でも起こる
  • 脳梗塞と深く関係する

という特徴があります。

一方で、適切な治療により脳梗塞はしっかり予防できる病気でもあります。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。


当院での対応

当院では、

  • 心電図・ホルター心電図による評価
  • 脳梗塞リスクの丁寧な評価
  • 患者さんに合わせた治療提案

を行っています。

「様子を見るべきか」「治療が必要か」も含めて、わかりやすくご説明いたします。

お気軽に受診ください。

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