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2024.09.17

インフルエンザ予防接種について


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早いもので、9月の中頃になってきました。まだまだ暑い季節が続いておりますが、皆様いかがお過ごしてしょうか。

日本では、インフルエンザは例年 12 月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬に流行のピーク
を迎えますので、12 月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。ただ、2023-2024のインフルエンザ流行のピークは例年より若干はやく、12月だったと厚生労働省から報告されています。となると、11月中旬までにワクチン接種を終えた方がいいと思います。

あるデータによると、インフルエンザワクチンの有効率は60%とされています。現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

「インフルエンザの特効薬」と言われている薬は、実は症状改善までの時間がを約1日程度短縮する、という程度の効果であることを考えると、ワクチン接種してかからないようにしておいた方が良いとも考えることができます。

もちろんワクチンを打つだけではなく、感染の予防として手洗いやうがい、マスク着用も重要です。乾燥すると気道粘膜の防御機構が低下するため、加湿することも大事です。

新型コロナウィルスワクチンと他のワクチンは接種間隔を13日以上開けることになっていますが、インフルエンザワクチンに限り同時接種も可能です。

当院でも9月17日より予防接種の予約を受け付けています。なるべくはやめの接種をお勧めします。ぜひご検討ください。

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